■種類
コンタクトモード 1~4:電源接点端子 a、b:微小負荷接点端子 +、-:コイル端子 |
信号接点端子:単刃単投型(SPST)+電源接点端子:両刃単投型(DPST) | 最小包装単位 | ||
信号接点端子×1+電源接点端子×2 | ||||
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端子仕様 |
信号接点端子:CTコネクタ 電源接点端子:{187タブ端子(t=0.8) |
信号接点端子:CTコネクタ 電源接点端子:溶接端子 |
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リセット機能 | あります | あります | ||
ボタンマーカー | なし | A8GS-T1185K | A8GS-T1115K | 50 |
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A8GS-T1285K | A8GS-T1215K | ||
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A8GS-T1385K | A8GS-T1315K |
注1.通常の3極仕様スイッチではありませんので注意してください。
(1)信号接点端子は操作部のON、OFF状態検出にのみ使用される。
(2)電源接点端子は、回路のON、OFF切替用の端子である。
操作部がOFF状態になると、スイッチ内蔵のコイルに電圧を印加するだけでOFFになる。
定格値
せってん
プロジェクト | 抵抗性負荷(A) | |
定格電圧(V) | ||
電源接点端子 | AC 125 | 16 |
AC 250 | 10 | |
微小負荷接点端子 | DC 5 | 0.2 |
注1.上記定格値は、次の条件で測定したデータです。
(1)周囲温度:20±2℃
(2)周囲湿度:65±5%
(3)操作頻度:7回/min
リセットコイル
定格電圧、電流 | 動作電圧範囲 | 定格使用期間 | コイル抵抗(コイル温度20±2℃) |
DC5V 455mA | DC4.5~5.5V | ON : 50~100ms | 11Ω±20% |
OFF:最小5秒 |
注1.コイルの通電電圧を動作電圧範囲内に制御し、定格使用期間内に通電時間を使用してください。パフォーマンスを損なう可能性があります。
注2.DC 5.5 V~DC 24 Vの範囲で通電電圧を使用したい場合は、別途お問い合わせください。
■接点仕様
びしょうふかせってん | 電源接点 | |
マテリアル | きんごうきん | ぎんごうきん |
せってんかんかく | 3 mm以上 | 3 mm以上 |
最小適用負荷(参考)* | DC3V 1mA | DC5V 200mA |
*スイッチON時の負荷を最小適用負荷以下の範囲で使用します。
最小適用負荷については、「正しく使用してください」の「微小負荷での使用について」を参照してください。
■パフォーマンス
許容動作周波数 | 機械 | スイッチ操作:20回/min以下、コイル操作:7回/min以下 |
電気 | 7回/min以下 | |
ぜつえんていこう | 100 MΩ以上(DC 500 V絶縁抵抗計で測定) | |
接触抵抗(初期値) | 電源接点端子 | 100 mΩ以下(DC 6~8 V、1 A圧力降下法) |
微小負荷接点端子 | 100 mΩ以下(DC 6~8 V、0.1 A圧力降下法) | |
たいあつ | 同極端子間 | AC2,000V 50/60Hz 1min |
異極端子間 | AC2,000V 50/60Hz 1min | |
コイルとスイッチ端子との間 | AC4,000V 50/60Hz 1min | |
帯電金属部とグランドとの間 | AC4,000V 50/60Hz 1min | |
振動* | 誤動作 | 10~55 Hz双振幅1.5 mm(誤動作1 ms以内) |
衝撃* | 誤動作 | 300 m/s 2以上(誤動作1 ms以内) |
耐久性 | 最大1000 m/s 2 | |
使用温度範囲 | -10~+55℃(結氷、結露なし、60%RH以下) | |
使用環境湿度 | 90%RH以下(+5~35℃の場合、結氷、結露なし) | |
じゅみょう | 機械 | スイッチ操作:30000回以上、コイル操作:10000回以上 |
電気 | スイッチ操作:10000回以上 | |
ほごこうぞう | IEC IP40 | |
接点切断時間** | 100 ms以下 | |
じゅうりょう | A 8 GS-S□□□□:約9 g、A 8 GS-P□□□□□□:約10 g、A 8 GS-C□□□□□□□□:約11 g、A 8 GS-D□□□□□□:約12 g |
注1.上記の値は初期値です。
*試験条件については別途お問い合わせください。
**ペアからリセットコイルに電圧が印加されて接点が切れるまでの時間。
(単位:mm)
A8GS-T1□ 85K
動作特性
動作力(OF) | 1.0± 0.6N |
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注1.上記外形寸法図において、未注公差は±0.4 mmである。
注2.リセット後のOFF状態からON状態に操作すると、スイッチ構造のため操作力が増大します。
注3.溶接端子型については、端子中央孔形状のみ変更されており、スイッチ、端子外形、特性等に変更はありません。
注4.TV-8認証タイプのスイッチの外形、特性は一般製品と同じである。
■パネル加工図
取付板パネル厚さ:0.8~2.3 mm 誤挿入を防止するために、取付穴は非対称形状とし、 突起方向に注意してください。 パネルのフィレットRはパネル表面に加工してください。 パネルの背面にスナップを加工してください。 |
注1.推奨パネルの標準材質はSPCCであり、フレキシブルな材料を使用したり、パネル背面にスナップがない場合、パネルの固定力が不足することがあります。そのため、実際の使用条件を確認した上でパネル板厚、寸法を設定してください。
に警告
スイッチオン状態で配線作業を行わないでください。
通電中は端子に接触しないでください。感電の原因になります。
安全上のポイント
・電気定格の範囲内で使用してください。定格値を超えて使用すると、スイッチの耐久性が低下するだけでなく、発熱、発熱悪いなど危険です。そのため、使用時にはオン、タイムの瞬時電圧、電流を含めて、すべて定格範囲内。
使用上の考慮事項
●設置について
・ワンタッチでインストールできます。
・スイッチをパネルに入れるときは力を入れすぎないでください。
・パネルに取り付けられているスイッチを外さずに、パネルに取り付け直して使用してください。
・パネルにスイッチを取り付ける際に、荷重がかかることを保証するためにボタンに外力を加えないでくださいハウジング、フランジ部。
●配線について
・タブ端子を使用する場合は、#187タブ端子(t=0.8)が適用されるソケットを使用してください。
・負荷電流を満足できる正確な規格の電線を使用してください。
・配線後、端子部、コネクタ部が常に外力を受けないようにしてください。そうでなければ、スイッチの損傷及び誤動作を引き起こす。
(例:ワイヤロープの巻きすぎによる常に外力を受けた状態など)
・配線後、スイッチ端子と他の金属部との間に適切な絶縁距離を保つこと。
・コイルに極性があるので、極性を確認して正しく配線してください。
・コイルに連続通電している場合、コイルの発熱による絶縁劣化の恐れがある。したがって、設計回路の場合は、連続通電が10秒を超えないようにしてください。
・コイル動作後に発生する逆起電力は、半導体素子の破壊や装置の誤作動を招く恐れがある
動作。精密半導体素子などで制御する場合は、付加サージ吸収回路などの回路を設計してください。
・手作業で溶接する場合は、はんだごて(はんだごてヘッド温度360℃MAX)を使用して4秒以内に溶接を完了してください接続し、端子に外力を加えないでください。
・アイロンヘッドが端子の根元に接触すると、スイッチハウジング及びベースが変形する。
●使用について
・製品に変形や変質の原因となる外力を加えないでください。
・スイッチが落ちたり、異常な衝撃を与えたりしないでください。動作不良の原因になります。
・操作部に横方向(斜め方向)から負荷をかけないでください。スイッチが破損する原因になります。
●保管・使用環境について
・本製品の保管中に端子の変色等の劣化を防止するため、下前記条件下で長期保存及び使用を行う。
1.高温、湿気環境
2.腐食性ガスのある環境
3.直射日光が当たる場所
4.海風が襲ってきた場所
5.急激に温度が変化する環境
また、本スイッチは密封型ではありませんので、水、油、塵埃に触れる場所では設置しないでください取り付けて使用する。
・スイッチを凍らせたり、凝露させたりしないでください。
・強い外部磁場がある場所での使用は動作を誤るので、実際の使用状態でをオフにします。
●微小負荷領域の使用について
微小負荷時の使用については、最小適用負荷の電流、電圧値を参照して、これらの値より高い値で設定します。
スイッチング時にサージ電流などが発生すると、接点の消費が速くなりすぎて耐久性が低下する性がありますので、必要に応じて接点保護回路を挿入してください。
最小適用荷重はLレベルを基準値とする。
この値は信頼性レベルが60%(λ60)の障害レベルを表します。(JIS C5003)
λ60=0.5×10−6/回は信頼性レベル60%であり、予測1−2,000,000次以下の障害が発生しました。
●RoHS指令に適合
「RoHS適合」と記載されている製品には、以下の6物質は含まれていません。
<参考>
6物質の適合判定には以下の基準を用いた。
鉛:1000 ppm以下
水銀:1000 ppm以下
カドミウム:100 ppm以下
六価クロム:1000 ppm以下
PBB:1000 ppm以下
PBDE:1000 ppm以下